世界規模の「環境破壊」と「資源の枯渇」
地球環境の悪化により、人類だけの問題ではなくあらゆる生態系に影響が出始めてきています。
また、私達が生活する上でエネルギーとして頼ってきた石油などの化石燃料にも限りがあり、エネルギー
資源の枯渇も遠い未来のことではなくなってきています。今後は現在まで発電の中心であった火力発電に
頼ることが難しい状況となるかもしれません。
そんな中、太陽光発電は無限に降り注ぐ太陽エネルギーを利用して電気をつくること、また発電時に二酸
化炭素を排出しないクリーンなエネルギーであることから注目され、世界中で利用が推進されています。
1 時間=1 年? 太陽光ってスゴイ!!
地球上にふりそそぐ太陽エネルギーたった1時間分で全世界で消費されるエネルギー1年分を
まかなうことができるといわれています。使わないのはもったいないのでは...
地球温暖化による影響
地球温暖化の原因は
太陽エネルギーで温められた地球は赤外線を放射していますが、地球の周りにある温室効果ガスがそのエネルギーを吸収することで、地球を一定の温度に保つことができます。しかし、温室効果ガスが増えてくると吸収されるエネルギーの量が増え、徐々に地球の気温が上昇していってしまいます。これにより地球温暖化がおこっているのです。 そしてこの温室効果ガスの90%以上を占めているのが二酸化炭素です。20世紀以降、産業の発展に伴い石炭や石油を燃やしてエネルギー源としてきたことにより、二酸化炭素の濃度が上昇し温室効果ガスが増えてきてしまったわけです。
後退するヒマラヤ氷河
この100年間で日本の平均気温は約1度上昇し、今後も更に上昇すると言われています。
この平均気温の上昇は世界規模のものでこれまで何万年と解けることのなかったヒマラヤの氷河も
この数十年で写真のように後退してしまっています。
水没の危機にある島々
南太平洋のマーシャル諸島等の海抜数mの島では、地球の気温が上昇することにより海水面が上昇し、
多くの砂浜や島が海面に水没の恐れがあります。近年水没の危機にある島としてツバルが話題でしたね。
海に沈む東京
地球温暖化の影響により海面水位が上昇します。過去100年で10~25cm上昇したといわれ、今後更
に地球の平均気温が大幅に上昇すると、100年後には最大1m海面が上昇し陸地が浸食されるといわれ
ています。気温が2~3度上昇すると東京の海岸線が下の図のようになるというデータがあります。
枯渇する化石エネルギー
増え続けるエネルギー消費
世界のエネルギー消費量は、1970年から2000年の間に約1.8倍に増加しました。更に今後も中国・
インドなどの消費が大幅に増えることから、2030年には1.6倍もしくはそれ以上になるといわれています。
石油はあとおよそ40年
地下にあるエネルギー資源は有限なため、いずれ無くなります。石油はあと40年、最も多い石炭でも
約210年しかもたないといわれています。 さらにこれらの資源は燃焼によってエネルギーを作るので
二酸化炭素を発生させ、地球の温暖化を進行させてしまうのです。
日本のエネルギー自給率わずか4%
日本はエネルギー資源のほとんどを輸入に頼っています。今後、世界的にエネルギー不足が進行していく
と、エネルギー資源を持たない日本は最も早くその影響を受けてしまいます。1973年のオイルショックの
ようなことが再び起こらないと限りませんし、既にガソリン価格の高騰や、一部食料品価格の値上げなど
私たちの生活にも大きな影響が出てきています。