NEWS

地球温暖化、人為的CO2主因説に疑問

                                                                                                              2008.06.22  OHMYNEWS
 洞爺湖サミットを控え、官邸主導の温暖化議論を進めるなど、議長国としてリーダーシップを発揮すべく官民あげて温暖化対策に取り組んでいる。新聞社も環境キャンペーンに力を入れていた。わが国も「2012年までに90年比6%削減」の目標を持っているが、「先進国は中間目標を設定すべき」と提案されるなど課題も多いようだ。
 「国内の政策もうまくいかないのに世界中の国が地球温暖化対策としてCO2削減計画に取り組むことは、至難の業だ」と指摘したある国の首脳のコメントは的を射ている。

 国立環境研究所の試算では、わが国はGDP1%を投資することで2050年までに70%削減できるとしている。

 しかし、今、地球温暖化の原因を、人為的なCO2排出にあるとする説に疑問を呈する意見や、地球温暖化の説自体にクレームをつける動きが活発になってきた。

 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第4次報告書では、CO2の人為的排出が地球温暖化の原因であるとされた。その根拠はわが国の「地球シミュレーター」を使ったシミュレーション。太陽や、火山噴火など自然の影響だけでは、世界の平均気温の実測値と一致しない。ただし、これにCO2排出量など人為的なものの影響を加味すると平均気温の実測値にほぼ一致したというのだ。

 一体どんなデータをインプットしたからそうなったのか、詳しいことは分からない。

 懐疑的な研究者は、CO2は年間1.4ppm増加しているが、試算ではそれによる平均気温の上昇はたったの0.004度であるとし、人為的 CO2が温暖化の原因とは考えられないと反論する。水蒸気や雲の影響、太陽の活動など、天体物理、地球物理学の観点から、自然の影響で十分に地球温暖化が説明できると主張する。

 長期のスパンで考えると、今、地球は間氷期。確実に氷河期、つまり寒冷化に向かっている。私が大学生であった1960年代、気温は下がって寒冷化に向かっていた。「就職は繊維会社がいい」と権威ある出版物まで論じていたほどである。

 「環境危機をあおってはいけない」というビヨルン・ロンボルグの名著が出て以来、賛否両論あったが、ここに来て、従来の環境問題、地球温暖化説に異論を持つ識者の出版物が急増している。

 一方、CO2、1トンあたりの削減費用は1万円という試算も出ている。

 地球温暖化対策に莫大(ばくだい)な費用が予測されているが、人為的CO2排出原因説に疑問を持つ人は多い。もう一度、公の場でオープンな議論をする必要があるのではないか。
 以前、環境相は、地球温暖化問題の反対意見が台頭し、「どう考えるか」と問われた時、「すでに世界中で認められた事実である」と門前払いした。

 ゴア元副大統領は『不都合な真実』という映画で、「CO2の増加と過去65万年の気温上昇のグラフは完全に一致する」としたが、それに対し、英高等法院は「関連性はあるが証拠づけるものではない」と判断を下した。

 やはり、一度大々的に議論する必要がある。世界はもとより、わが国でも重要な課題だ。