政府の総合科学技術会議は10日、日本の経済成長を支えると期待され、国として推進するべき世界トップレベルの革新的技術として、次世代太陽光発電や人工多能性細胞(iPS細胞)による再生医療など26の技術分野を選定した。
議長の福田康夫首相が1月、経済財政諮問会議と連携してつくるよう指示した「革新的技術創造戦略」の中間取りまとめ。5月をめどに最終的戦略をまとめる。
候補はほかに▽高速大容量通信ができるオール光通信処理▽超高齢社会に向け、家事や福祉、介護などを助ける生活支援ロボット▽ゲノム(全遺伝情報)を活用した品種改良による主要作物の収穫増加-など。
革新的技術により産業の国際競争力強化や国民生活の向上、食料や資源など安全保障問題の克服を目指すとした。100人規模の研究者を集めてオールジャパンの態勢をつくる仕組みや、特別な研究資金枠を設定する。