米大統領選:オバマ氏、「環境長官」にゴア氏起用の意向
2008.04.04 毎日JP
「環境長官」にアル・ゴア前米副大統領を--。米大統領選で民主党指名を争うバラク・オバマ上院議員は2日、大統領に就任した場合、環境問題でノーベル平和賞を共同受賞したゴア氏を重要ポストに起用する考えを示した。環境重視を打ち出し、知名度の高い同氏を政権の表看板にする意向のようだ。
オバマ氏は22日に予備選が行われるペンシルベニア州での集会で、ゴア氏を地球温暖化問題担当として閣僚以上のポストで起用する考えがあるかと聞かれ、「ある。ゴア氏は我々の討議に加わり、中心的な役割を果たすだろう」と答えた。
オバマ氏はすでに地球温暖化問題でゴア氏の助言を受けていることも明らかにした。政権内で閣僚より上のポストは副大統領しかない。ただ、党指名候補を選ぶ「スーパー代議員」の一人でもあるゴア氏は、支持候補を明確にしていない。
ゴア氏は自身が候補だった00年大統領選時に応援が冷淡だったとして、オバマ氏のライバルであるヒラリー・クリントン上院議員や夫のビル・クリントン前大統領と距離を置いている。
一方、共和党候補指名を確定させたマケイン上院議員は2日、副大統領候補の選定について「できるだけ早くしたい。年齢の問題は十分承知している」と述べ、若手の起用を示唆した。マケイン氏が大統領になれば史上最高齢の72歳での就任になる。