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矢板「つつじが丘ニュータウン」 環境配慮型宅地として分譲(3/21)

                                           2008.03.21 下野新聞発表

 県住宅供給公社は、矢板市片岡の「つつじが丘ニュータウン」の第二期造成区域(約八・七ヘクタール、百十二区画)を、環境にやさしい「エコプレミアムヴィレッジ」として開発する。今月中に造成工事に着手し、今秋には宅地分譲を開始する。建設する住宅には、太陽光発電設備などを設置してもらい、一部を助成する計画。
同公社は「エコプレミアムヴィレッジの考えに賛同した人が、一緒に街をつくっていくというもので、全国初の取り組みではないか」としている。
 エコプレミアムヴィレッジは、前国連大学副学長の安井至氏が提唱する構想。「二〇五〇年に二酸化炭素(CO2)50%削減のまちづくり」をコンセプトにしている。安井氏を中心にした委員会で、実現化に向け検討してきた。
 宅地の向きは、太陽光や風をふんだんに取り入れられるように設計。一区画当たりの平均面積は広めの約三百平方メートル。緑道や公園、環境活動の拠点施設なども整備する。
 宅地購入者には、建設する住宅に太陽光発電設備や太陽熱温水器を設置するよう促す。環境省の「街区まるごとCO2削減事業」の補助金も導入する予定で、導入されれば、一戸建て住宅地としては全国初となる。国と県で最大で約三百万円を補助する見通し。
 分譲単価は一平方メートル当たり約三・三万円。一区画の価格は約一千万円。「一般住宅に比べ割高になるが、環境に配慮した街という付加価値がある」(同公社)としている。
 場所はJR宇都宮線片岡駅から南約一キロ。周辺には矢板南工業団地や、〇九年に開設予定のホンダ研究所があり、進出企業社員らの需要を見込んでいる。四月には京都議定書の約束期間が本格スタートすることなどから、環境意識の高まりを追い風に、一二年までに完売したい考えだ。
 つつじが丘ニュータウンの第一期造成区域(約七・七ヘクタール、百七十七区画)は、第二期分の東側にあり、約半分が未分譲となっている。同公社は街全体の価値を高めることで、売れ残り分の売却を目指す。