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「エコ仕様」で南極観測へ 新しらせが進水目前

                                              2008年2月28日 中日新聞
 2008年度中に引退する南極観測船「しらせ」の後継船建造が、京都府舞鶴市の造船所で進んでいる。低燃費で環境に優しい技術を使った“エコ仕様”の砕氷船で、船体はほぼ完成。4月に進水式が行われる。 
溶接の火花が飛び交うユニバーサル造船舞鶴事業所。巨大な船体の前部に直径30センチの穴が横に20並ぶ。「海水を毎分260トン出す散水装置。氷上の雪にかけて滑りやすくしながら進めば、1割ほど燃料が節約できる」とプロジェクト責任者の佃洋孝さん(51)。
 船名は「しらせ」を引き継ぐ。全長138メートル、幅28メートル。約12、500トンと一回り大きく、運べる物資も100トン増えた。世界トップクラスの砕氷能力があり、厚さ1・5メートルの氷を3ノット(時速約5・6キロ)で砕きながら航行する。