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ハイブリッド車導入、企業で進む…営業用など切り替え目立ち

FujiSankei Business i.2008/2/26
 企業が、営業などで日常的に使用する車両をハイブリッド車に切り替える動きが目立っている。ガソリンエンジンと電気モーターを併用することで燃費効率を高めたハイブリッド車の導入により、二酸化炭素(CO2)排出量を少しでも減らそうというものだ。
 ヤクルト本社は、医薬品事業部門の営業車をハイブリッド車に切り替えることを決定した。2012までにトヨタ自動車の「プリウス」を営業車として約160台を導入する計画だ。
 現在、医薬品事業では約180台の営業車を保有し、各地で医療機関などへの訪問活動を行っている。営業車の走行距離は、合計で地球約90周分にあたる年間約351万キロにも及ぶという。このため排出される二酸化炭素(CO2)が地球温暖化に及ぼす影響を考慮し、四輪駆動(4WD)車を使用している北海道と東北地区の約20台を除くすべてをハイブリッド車に切り替える。
 導入を予定している東京や名古屋、大阪、広島、福岡などの各医薬支店では、それぞれ1台をすでに導入済み。今後、各支店に順次、導入していく。
 アステラス製薬もは4月から、MR(医薬情報担当者)が使う営業用のリース車両2000台を、ハイブリッド車にする。
 アステラスは、これまでも低公害車の導入に積極的に取り組んできた。これをさらに促進するために、MRが医療機関を訪問するのに用いるリース車両をハイブリッド車に切り替えることを決定し、オリックス自動車とリース契約を結んだ。オリックス自動車はハイブリッドの供給にとどまらず車両管理に関する環境支援サービスも提供。するなどし、共同で環境関連の課題を解決していく方針だ。
 医薬品業界では万有製薬が06年10月から、やはり営業車をハイブリッド車に取り組みをスタートさせている。
 このほか京セラが営業活動や工場間の移動などで使用している一般社有車194台をすべてハイブリット車に置き換える計画を打ち出している。これが完了すると、従来に比べCO2排出量を年間204トン削減できるとの試算だ。
 各企業が自主的に取り組むCO2排出量削減計画の確実な達成のほか、ガソリン価格が高止まりしていることも追い風になり、ハイブリッド車の導入が加速していくことになりそうだ。